小児喘息の息子。保育園で風邪をもらってくると、高確率で発作も出ます。
病院にかかった後、明らかな発作が治まって元気そうなら保育園にも行かせますが、再診で経過OKと言われるまでは常に不安な気持ちで過ごしています。
そんなとき、脳裏には病院で酸素飽和度を測る「あの機械」がチラついていました。
家庭で買うべきものかしばらく迷いましたが、親の心労軽減のためにあの機械、パルスオキシメーターを買いました。
パルスオキシメーターって?
酸素の取り込み具合を数値で見られる機器です。
病院で喘息の発作が認められると、指先につけて「酸素飽和度」を測られます。
息子が最初の発作を起こしたとき、
「酸素飽和度が92%を切ったら大発作」と説明されました。(大発作手前でした)
発作の重症度が見分けられない
喘息の発作を見分けるポイントは
- 呼吸音
- 肩で息をしている
- 肋骨が凹むように呼吸している
などと言われます。しかし正直、重症度を判断する自信がありません。
ゼーゼーしてるか怪しいなと思うときは、耳を近づけて胸の音を聞こうと試みます。しかし起きているときは嫌がる息子。まともに聞くことができません。
そんなことが何回かあって、本格的に購入を検討しました。
買ったもの
以下の条件で探しました。
- 小さな子供の指でも測れる(必須)
- できれば5000円くらいまで
- ちゃんとしたメーカーのもの
結果、当てはまったのがこちら。
ベビースマイル公式オンラインショップで扱っていたのも決め手でした。我が家の鼻吸いがベビースマイル。子どもに使えるのは間違いなさそうです。
Amazonレビューでも、喘息の子ども用で使われている方がいました。
使ってみた
まずは大人で試してみます。

すぐに数値が出て、96から始まり97-98あたりの数値に落ち着きました。59と出ているのは脈拍です。
次に1歳息子に試してみます。
発作が出てから5日ほど気管支の薬を飲み、テープを貼っている状態です。
指につけた直後の数秒は波形が出ます。それから数値が表示されましたが、
「92……」
ええええ、もしかしてやばい…!?
と焦っているうちにじわじわ上がっていき、最終的には98になりました。ほっ。
大人に比べてかなり時間がかかりました。20秒くらい待ったかもしれません。
小さい子どもは時間がかかる?と思いましたが、その後時間をあけて試したら5秒くらいで99と出ました。遅いのは最初だけでしょうか。
今後低い数値が出ても、焦らず待とうと思いました。
利用想定シーン
こんなときに役に立つと思っています。
(普段の値も計測しておくのが前提)
夜間救急を迷うとき
発作を起こすと、医者からは「夜、苦しくて寝られないほどだったら夜間救急にかかって」などとも言われます。しかしいざその時、見かけや音で正しく判断できる自信がありません。
まだ経験はないですが、救急にかかる判断は勇気がいると思います。
そんなとき、数値があれば迷いなく動けそうです。
風邪が喘息に繋がっているか迷うとき
元気そうだからといって、喘息が出ていないとは限りません。
あと1日保ってくれれば仕事を休まずに済む……。そんなとき、無理に登園させて悪化させてしまう可能性があります。
そんなときも数値があれば、無理せずに休ませるか様子見でOKかの判断ができそうです。
ひとまずの安心を買った感
子どもが風邪を引くと常に不安がつきまといます。喘息を正しく心配するのは難しいです。
もちろん素人なため過信は禁物てすが、少なくとも物差しになるので今回買ってよかったと思いました。
今後も定期的に使って観察していきます。
余談
この商品はデコレーション用シールが付属しており、好きにアレンジすることができます。
公式の表記で緑は本来「ワニ」なのですが、どうしても見えてしまったので「カエル」にしました(前後逆)。

子どもも見るなり「かえう」と認識してくれました。