久しぶりに本を読了できました。
たまたま目にしたサブタイトル
「今、自分にとっていちばん意味のあることをするために」
という言葉に引かれ、ほぼ衝動的にポチりました。
こうした自己啓発系やビジネス書はこれまでに数十冊読んできましたが、その中でも本書は特に満足度が高かったです。全体構成がよいのか腹落ち感があり、ほぼ読み飛ばさずに勢いのまま一日で読了しました。
といっても真新しい概念が書かれているわけではありません。
むしろ常々、本当はそうしたいと思っているようなことが並んでしました。
「そうありたい」「そうすべき」とわかっていても、日々の仕事や生活に追われてなかなか実行できていない……、その自覚があるからこそ、本書のメッセージが刺さるのだと思います。
刺さった箇所抜粋
最初のステップは、「意味のある人生」の定義を決めること。注意を向ける対象を賢く選ぶ。
自分の価値観がはっきりしている人は強いですよね。子供ができて時間がなくなり、取捨選択の重要性が増しました。
- 一番大切なのは、ToDoリスト的な思考を捨てることだ。ToDoリストをつくると、どうしてもあとからどんどん足していくことになってしまう。それではいつまでたっても終わらなくて当然だ。
- 夢にむかって行動したいなら、必要なのは「時間」ではなく「期限」である。
はい、TODOリストに突っ込みまくってどんどん溜まっていっています……。
そういえば一時期、カレンダーに直接TODOを入れていた時期もありました。
子どもが小さい今は、立てた予定通り動くことは難しく感じます。
1日ひとつのTODOの期限とするくらいならできるでしょうか……。
自分の時間を賢く使いたいなら、「その時間で代わりにできること」を見える化し、能動的な選択をする必要がある。
「重要で急いでないもの」を優先することが苦手です(できた例しがない)。それができる=時間を賢く使える、だと思います。「意味のある人生の定義を決める」が何よりの土台ですね。
自分の興味のあることがわからない、あるいは昔は興味の対象があったのに、今はもう失ってしまったという人は、 自分が今の道に進むきっかけとなったことを思い出してみよう。最初の動機を思い出すだけで、情熱が見つかることもある。
かなり長く、常に「やりたいことがわからない」には悩まされています。
久しぶりに時間を設けて内省タイムをしたくなりました。
自分のアイデアを人々に知ってもらい、社会的承認を手に入れたいと努力している段階なら、壁にぶつかって前に進めなくなることもあるかもしれない。(中略) 自分の得意なことだけに集中していたら、大きな成功は期待できない。
自分が行き詰まっているのは、人脈づくりを避けていることが原因だと言われているような気がしました……。
ところが大切な目標であっても、今のところは「怖い」「面倒だ」という思いが先に立ってしまう。 (中略)秘訣はごくシンプルで、「ただ始めるだけ」でいい。ただし、とても小さく始めること。
重要なことがなかなかできない対策がここにもありそうです。
とにかく、今は小さく小さく分割してブログを書き進めるしかないみたいです。
修行中と思ってやっていきます。