保育園で砂遊びしてきた日
その日も保育園から持ち帰った服を袋から出して、洗濯機に移すところでした。
パラパラパ…
「ん?」
…ザザーッ
そう、砂遊びの砂が尻ポケットにこんもり入っていたのをひっくり返してしまったのです。
数多の砂でザラザラになる洗面所。
歩けるようになって本格的に砂遊びをするようになったがゆえの、新たなハプニングでした……。
それからしばらくは毎回慎重にポケットチェック。砂が見えたら玄関に行き、ポケットを裏返していました。
しかし何度も繰り返すうち……、
うおー! やってられん!!
洗濯のたびに一生尻ポケ裏返してられるか!!
根本的な対策を打つことにしました。
まず尻ポケットを切り取ってみた
「諸悪の根源のポケットなくせばいいのでは?」と思い、試しに取り外してみることにしました。
リッパーがなかったため、眉バサミでちまちま切ります。
そして取れました!

このレギンスはポケットの縫い目が単純だったのでキレイに外せています。
でも、半分以上のズボンはこの方法で取るのを躊躇して一旦保留しました。(ポケットがかなりしっかり縫い付けてある、生地が薄くてなんだか不安、など)
前と後ろが分かりづらくなるという難点もあります。さほど困らないですが、履かせる時にやや手間取ります。
そして気づいた「縫えばいいじゃん」
ある日ふと、「あれ、これ縫えばいいのでは?」という発想が降ってきました。
なぜ最初に思いつかなかったのか……。
とりあえず並縫いで、尻ポケットをざっくり封印。
決して綺麗ではありませんが、問題なし。
もちろん前後が一瞬で見分け可能です。

原始的。だが最高。
雑に縫っただけで、効果は絶大!
洗濯前の慎重な砂チェックから解放されました。
無造作にネットに分けても被害が出ません。
原始的だけど、これ以上ない対策です。
ズボンの数が多くても、縫うのは1本5分くらい。
洗濯のたびに神経を使わずに済むようになるなら、完全に元が取れる作業です!
同じ経験をしている方には、ぜひ尻ポケット封印をおすすめしたいです。
家事は「なくす」がいちばんラクですね。