今年の健康診断では、ついに胃カメラ(経鼻内視鏡)を初体験してきました。
まったく知識のない状態で受けてみたらなかなかに衝撃な経験だったため、未経験の方にぜひお伝えしたいと思って書きます笑
胃カメラにしてみた理由
胃の検査のデフォルトはバリウム検査だったところ、今回は自費オプション(4400円)で胃カメラにしてみました。
その理由は、
- 2年間バリウム検査をスキップしていたこと(一昨年はお腹の調子が悪かった&昨年は妊娠中)
- 子供ができて自分の健康意識も上がった
- まぁ30代で一回くらい試しておくかという気持ち
です。
胃カメラの方法
全然調べてなくて当日まで知らなかったんですが、胃カメラの方法には
- 鼻から(経鼻内視鏡)
- 口から(経口内視鏡)
の2つがあります。
鼻の方がカメラの管の太さが細いのと、喉を通るときの「オエッ」が少なくて辛さが軽減されるため、基本はみんな鼻から試すことになっているようです。
ただし、鼻が細くてカメラが通らない人もいるので、その場合は口からに切り替えられるとのこと。経口は鎮静剤(意識がなくなるやつ)を使わないと地獄らしい……ヒエ〜
自分はギリ鼻から行けたので、経鼻内視鏡の話になります。
胃カメラの流れ
胃カメラの検査に入っていくとふかふかの椅子がある個室に通され、いろいろと準備の工程を踏んでいきました。
- 両鼻からそれぞれ鼻の通りを良くする液体の薬を流し込まれる。(喉まで流れてくるので飲み込む。ちょっとだけ苦い。)
- 胃の空気を抜く薬を飲む。(あんみつの透明な液が薄まったみたいな味)
- 両鼻からそれぞれゼリー状の麻酔薬を注入される。(喉まで流れてくるので飲み込む)※これ以降は唾液を飲み込ま(め)ない
- 通りやすい方、左右どちらかの鼻からチューブを刺してしばらく待つ。
- 検査室に移動。左肩を下にして横になる
- チューブを抜いて胃カメラ挿入(約5分間)。
- 終了、麻酔から1時間は唾液も飲み込めない。しばらくグロッキー。
感想
気分は良くないが、死ぬほどしんどい訳では無い。
経鼻内視鏡は、めちゃくちゃしんどい訳では無く、意外となるようになりました。
やってることの割に辛くないように工夫がされていて、医療ってすごいなと思います。まぁ、気分は良くないので出来るならやりたくないですが……w
カメラを挿入され、検査中なされるがまま横たわっているときには人間も所詮ひとつの管の生物であることを改めて認識させられた複雑な気分でした……。
体内の観光アトラクションみたいでちょっと面白い
カメラを入れられている間、別モニターで自分自身も撮影映像が見られるような設備になっていたのは予想外でした。
カメラ挿入と同時にリアルタイムで先生の解説が始まり、まるで体内の観光ガイドツアー。先生の喋り方で、なんだかテーマパークのアトラクションに乗っている気分になりました。
解説に注目するお陰で辛さの気が紛れたのはだいぶ大きいと思います笑
健康診断周りにかかる時間は、だいぶ増える。
胃カメラの検査自体ではおそらくプラス1時間くらい、さらに検査後に麻酔が切れるまでの時間もあるので、健診終わったらすぐ仕事というわけにはいかなかったです。
この検査後もとに戻るまでの状態が想定外でして。
カメラを抜かれて起き上がり、もう大丈夫なのかな?と思って唾液を飲み込んでみたら意味分かんないくらい咽せました。
どうやら喉に効いている麻酔のせいで、うまく嚥下ができない状態になっていたようです。そのあと約1時間後までは唾液を飲み込まないでという案内が。
もっと早く教えて……笑
まとめ: 一度経験したら意外と慣れそう
検査の結果(その場で教えてくれる)はと言うと、良性のちっちゃいポリープがいくつかあるくらいで綺麗とのことでした。とりあえず毎年は胃カメラ受けなくてよさそうな状況で良かったです。
次に受けるときは時間に余裕を持っておくのと、麻酔が切れるまで唾液を絶対に飲み込まないを徹底しよう。
ただそこまでしんどくはなかったとはいえ、あと2年くらいは期間空けたいなぁ……。